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KYS:012
城ヶ島の雨/松島音頭
本文:8ページ 価格:500円(税別)
[楽曲解説]
「城ヶ島の雨」 白秋による詩は1913年に書かれた後にただちに梁田貞によって付曲、発表された。山田耕筰がこの詩に触れたのはずっとあとのことで、『白秋小唄集』を入手し、「短夜」「あかい夕日に」と共に書き上げたのは1924年のことであった。歌謡曲風の梁田版と趣を異にして、みずみずしい詩の世界を見事に描写した芸術歌曲として仕上げられている。 「松島音頭」 1928年2月、仙台で開かれた日本舞踊の藤蔭会のために書かれた作品で、ピアノ・パートは、作曲者によれば左手は太鼓、右手は三味線の模倣であるというが、現代のロックを彷彿とさせる重厚な縦ノリである。
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[楽曲解説]
「城ヶ島の雨」
白秋による詩は1913年に書かれた後にただちに梁田貞によって付曲、発表された。山田耕筰がこの詩に触れたのはずっとあとのことで、『白秋小唄集』を入手し、「短夜」「あかい夕日に」と共に書き上げたのは1924年のことであった。歌謡曲風の梁田版と趣を異にして、みずみずしい詩の世界を見事に描写した芸術歌曲として仕上げられている。
「松島音頭」
1928年2月、仙台で開かれた日本舞踊の藤蔭会のために書かれた作品で、ピアノ・パートは、作曲者によれば左手は太鼓、右手は三味線の模倣であるというが、現代のロックを彷彿とさせる重厚な縦ノリである。