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KYS:008
六輝/蟹味噌/鐘が鳴ります
本文:12ページ 価格:700円(税別)
[楽曲解説]
「六騎」 1922年8月20日作曲。歌集「AIYANの歌」と同じ北原白秋の「柳河風俗詩」からテキストを得ている。柳河言葉のアクの強い響きとアクセントを的確に音符に捉えた傑作。 「蟹味噌」 1922年10月4日作曲。白秋の詩集『日本の笛』からテキストを取った作品で、原詩は「六騎」と同じく柳河方言による。作曲当初、山田は26〜27小節目の「さけのさかな〜」を「さけのさなか〜」と作曲してしまい、後に旋律まで書き直している。言葉のイントネーションと音へのリンクに強いこだわりを持っていた山田らしいエピソードである。 「鐘が鳴ります」 1923年5月17日作曲。「蟹味噌」と同じ、白秋の『日本の笛』からテキストを取っている。「ゆるき民謡の流れにのりて」という曲頭の指示の通り、非常にゆったりとした時間の流れと、ほのかな郷愁を喚起する作品。
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[楽曲解説]
「六騎」
1922年8月20日作曲。歌集「AIYANの歌」と同じ北原白秋の「柳河風俗詩」からテキストを得ている。柳河言葉のアクの強い響きとアクセントを的確に音符に捉えた傑作。
「蟹味噌」
1922年10月4日作曲。白秋の詩集『日本の笛』からテキストを取った作品で、原詩は「六騎」と同じく柳河方言による。作曲当初、山田は26〜27小節目の「さけのさかな〜」を「さけのさなか〜」と作曲してしまい、後に旋律まで書き直している。言葉のイントネーションと音へのリンクに強いこだわりを持っていた山田らしいエピソードである。
「鐘が鳴ります」
1923年5月17日作曲。「蟹味噌」と同じ、白秋の『日本の笛』からテキストを取っている。「ゆるき民謡の流れにのりて」という曲頭の指示の通り、非常にゆったりとした時間の流れと、ほのかな郷愁を喚起する作品。