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KYS:003
水のしわ/宵の春雨
本文:8ページ 価格:500円(税別)
[楽曲解説]
「水のしわ」 1910年作曲。テキストは東京音楽学校時代の恩師である吉丸一昌によるもので、東京音楽学校における作曲懸賞の課題詩として雑誌「音楽」に掲載されていたものである。山田は留学直前であり、懸賞には応募しなかったが、その後留学先のベルリンでくだんの詩に付曲した。本稿では1919年にニューヨークで出版された際に新たに付けられた英訳詩も掲載してある。 「宵の春雨」 1911年作曲。日本から毎月母校の学友会誌「音楽」が、留学先のベルリンに送られていたようだ。吉丸一昌の「宵の春雨」は第1巻8号に梁田貞によって付曲されたものが掲載されていたが、山田はそこに掲載されていた詩をテキストとして新たに作曲している。シンプルな書法ながら非常に美しい歌曲である。帰国後に同誌6巻第5号に掲載された。
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[楽曲解説]
「水のしわ」
1910年作曲。テキストは東京音楽学校時代の恩師である吉丸一昌によるもので、東京音楽学校における作曲懸賞の課題詩として雑誌「音楽」に掲載されていたものである。山田は留学直前であり、懸賞には応募しなかったが、その後留学先のベルリンでくだんの詩に付曲した。本稿では1919年にニューヨークで出版された際に新たに付けられた英訳詩も掲載してある。
「宵の春雨」
1911年作曲。日本から毎月母校の学友会誌「音楽」が、留学先のベルリンに送られていたようだ。吉丸一昌の「宵の春雨」は第1巻8号に梁田貞によって付曲されたものが掲載されていたが、山田はそこに掲載されていた詩をテキストとして新たに作曲している。シンプルな書法ながら非常に美しい歌曲である。帰国後に同誌6巻第5号に掲載された。