KYO:006

歌劇《黒船》よりアリア集
The Black Ship~Yoake~ Aria Selection
No.1「歌を歌へば……」・・・お吉(Soprano)のアリア
No.2「この朝、黄金の光り彩りし……」・・・お吉(Soprano)のアリア
No.3「ああ、うるわしの日本よ……」・・・領事(Tenor)のアリア

編成:Picc.(No.1のみ)- 2 Fl. - 2 Ob. - E.hrn. - 2 Cl.in A(in Bbに持ち替え) - Bass Cl.in Bb(No.3のみ)- 2 Bn. -Double Bn.(No.3のみ)- 4 Hrn(in F) - 2 Trp.in A(in Bbに持ち替え) - 3 Trb.- Tuba. - Timp. - Hrp. - Celesta - Bass Drum - Cymbal - Triangle - 5 Strings
レンタル使用料:各20,000円(税別)

[楽曲解説]

 2008年に新国立劇場で上演され話題になった1日本最初のグランド・オペラ「黒船」。 卓越したオーケストレーション技術を駆使してドラマチックな展開を見せながらも、要所要所に登場する数々のアリアの美しさはまた特質もの。 とりわけ主役の二人(お吉/Sop. 領事/Ten.)のアリアは、珠玉の美しさと叙情性を持ちつつも歌手にかなりの技術を要求する難曲でもある。 オペラ・アリアの夕べなどを企画される折にはぜひ、加えて頂きたい一曲である。

No.1「歌を歌へば……」お吉のアリア(最高音:B)
第一幕のお吉の登場と共に歌われる非常に美しいアリア。 プッチーニの「蝶々夫人」の「ある晴れた日に」を彷彿とさせるような、艶やかな叙情性を彩られたアリアであり、 「黒船」の中でももっともよく知られている作品である。

No.2「この朝、黄金の光り彩りし……」お吉のアリア(最高音:A)
第二幕で歌われるアリア。 「歌を歌へば……」のようなフル編成のオーケストラとクライマックスを築くようなアリアではなく、 こぢんまりとおさまった作品ではあるが、「黒船」全曲の中でも屈指の美しさを持つ。 チェレスタとハープのコンビネーションがその凛とした美しさに彩りを添えている。

No.3「ああ、うるわしの日本よ……」領事のアリア(最高音:A)
第一幕で領事が登場の際に歌われるアリア。 管楽器による深い霧のような導入から、ぱっと光が差し込むようなテノールの歌い出しは、 「夜明け」という本オペラの副題を彷彿とするようでもある。


▲No.2 スコア

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