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日本組曲/Suite Japonaise


価格:800円(税別)

[楽曲解説]

 「さらし」「お江戸日本橋」「かっぽれ」の三曲からなる「日本組曲」は3つのバージョンがある。 まずはドイツ留学中の1913年にピアノ独奏版が作られ、そののちロシアの舞踊家ウラジミール・ド・ラザレヴィチ夫妻のためにオーケストラ版が作成された。 ちなみにピアノ版だけは「日本組曲」ではなく、ドイツ語による「ピアノのための3つの日本的な小舞踊曲(Drei kleine japanische Tanzweisen)」というタイトルが付されていた。 出版譜として初めて登場した春秋社新全集(第4巻/ピアノ曲)では他の版に合わせて「日本組曲」というタイトルにされている。
 このヴァイオリン&ピアノ版はそれから約10年後の1924年に作成された版で楽曲の構成はほぼピアノ独奏版と同じ。非常に平易な書法に寄っていて、 アマチュアでも楽しめる内容の作品になっている。

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